私の主治医の渡辺先生曰く、「兄弟病」のようなものとする四大傷病であるこれらは密接に絡みついています。
体験談や友の会、またこれらの情報HPなどから化学物質過敏などの症状への発展性や共通点は数多くあります。
そして、線維筋痛症からの化学物質過敏症への発展事例!筋痛性能脊髄炎/慢性疲労症候群からの化学物質過敏症発展事例も勿論あります。
私の場合、シックスクール起因としての事例が多かったので周りにそういう事例が多かったですが、患者のコミュニティで他病から化学物質過敏症に発展した事例と体験をシェアしてもらうことが出来ました。
今回はそれらの情報を元に、私とは逆パターンと言いますか、なりやすいまたキッカケとなる事例として多く見かける要因などを記事にして行きたいと思います。
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知人の化学物質過敏症事例!脳脊髄液減少症から!

キッカケは交通事故による脳脊髄液減少症が先だったそうですね、そこで数々の症状が出て某札幌で有名な病院で自由診療のブラッドパッチ治療を数回受けるも回復せず悪化したようです。
そこで転勤により道外に出ることになり、そこで別の専門医を探して治療を受け続けたそうですが、年々化学物質への反応が出るようになり仕事を退職せざるを得なくなったそうです。
実際、転勤先の専門医師の見立てでは「線維筋痛症状態にある」との見立てもあり、脳脊髄液自体はもう漏れていないのでそっちは完治しているとの事でした。
そして慢性的な全身の疼痛にくわえて、化学物質過敏症反応、しかし周りに化学物質過敏症の専門医師はいなく長らくそれらに関する診断や情報は人伝でしか得られなかったようです。
そこで札幌に来る機会に自分が病院を紹介して、ついでに隠れリウマチの存在も紹介して、化学物質過敏症・脊椎関節炎の線維筋痛症と両方ヒットするという診断でした。
症状としては全身の疼痛、低気圧による頭痛や疼痛の悪化、食欲不振、添加物への反応、シャンプー類への反応、柔軟剤などなど多岐に渡ります。
そして食べられないのは免疫性疾患からくるもので、食事量を取ること自体が困難なようです。
痛み止めが合わない人で副作用から発症した体験談

線維筋痛症も筋痛性能脊髄炎/慢性疲労症候群も疼痛を伴うので、痛み止めなどの処方は同じ場合があります。そして近年痛み止めとして、某カプセル状が保険適用が認められるようになりました。
かびんのつま 1読み終わっておりますが、巻末の石川哲先生インタヴューで気になる薬品名が。プレガバリンてリリカかな、副作用と依存性が指摘されているらしいけど。化学物質過敏症の薬剤による治療にも深い闇があるのでしょうね。 pic.twitter.com/GZw4klbRRM
— ばほぞー (@bahozoh) July 24, 2014
実際、この薬は合う合わないが患者で本当に分かれる代物で私は副作用が強く出てしまい、使えない薬の一つです。
これが救世主となる線維筋痛症患者もいれば、これをキッカケに薬剤過敏になりそこから化学物質過敏症みたいになる人も多いようでブログで体験談を書いている人が多くいます。
私の場合、信頼できる医師かどうか知りたいがために情報を漁りまくった。
線維筋痛症の診断後にブログや友の会、私と共通点の多い患者を中心に情報をとにかくあさって知識を身につけました。
そして紹介されて行く医者との会話でそういう話などをして、医師の見解やスタンスで信頼が出来るかどうかを見てました。
そこで重視したのは合併症へのスタンスと見解です。これが欠けている医師にかかって悪化の事例が多くあり、特に脳脊髄液減少症の場合それが顕著でした。
そのため、合併症のスタンスに関しては慎重にあると見ている先生かどうかを重視してそれを引き出して見解を聞くようにしてました。
基本脳が誤作動を起こすため、共通点の多い病気である!

化学物質過敏症・線維筋痛症・筋痛性能脊髄炎/慢性疲労症候群・精神疾患などなど、実際にマイクロカプセル香料など危険なものに反応している事例はありますが、反応の度合いや身体の回復速度など露骨に個人差がでてしまうのは、脳が正常に機能していないからです。
共通するのは自律神経が狂い、痛みセンサーが正常に機能していない、そして脳が慢性的にダメージを受けている状態にあるという点です。
そのため、これら四大傷病は密接に関連性があり、共通する症状が多いのです。
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ダメージを受けているから警戒アラートが最大モードになる。
そのため嗅覚や痛覚などが敏感になり、すぐ逃げろと脳が身体に指示を送っている状態になるんです。
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それが毎日続くと、PS8、9といった自力で行動不能のような状態になる。
ダメージの蓄積、精神の疲弊、これらが回復できないことにより、場合によっては要介助者のレベルにまで悪化します。
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医学や医療の限界ではなく、環境病にあるため環境に原因がある。
近年は香料過多で社会で、マイクロカプセル柔軟剤と言う名のPM1.0以下の粘着性香料製品に溢れています。どこにいっても日用品として家庭用として売られているので、逃げ場がありません。
近年日本に逃げ場が無いとして、安全な逃げ場として海外が注目を浴びています。そのうち安全な国にチャイナタウンならぬ、MCSジャパンタウンみたいなのが出来るかもしれませんね。
海外が安全な訳!
ツイッターや体験談、また分析をしている人たちの情報によると高温殺菌の洗濯文化が関係しているそうです。そして日本のように規制が甘くない!
イソシアネートを始めとする香料に入れる物質をきちんと規制しているんですね、そのため香っても日本の柔軟剤のように後引く長引く体調不良など起きないそうです。
化学物質過敏症患者がアメリカ、ヨーロッパ、アジアなどに旅をすると病状がほとんど出ないというレポートです。
私も最初発病した時は世界中は有害化学物質だらけで逃げ場がないと絶望していました。しかし海外では以前の健康な私に戻りました。
お勧めのレポートです!https://t.co/VrfmyaQaq7
— 化学物質過敏症:抗菌洗濯洗剤と香害柔軟剤を避ける日々日記 (@MCSinformation) June 23, 2019
この手の情報やレポート、また体験談などいろいろ増えてきてるので調べてみるのもいいかもしれませんね。
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まとめ
四大傷病、精神病と決め付けられて投薬による発症とかもあるので、本当にこれらは関連性が深い問題であります。
そして私は渡辺先生の「兄弟病のようなもの」という見解と認識に同意見で納得がいきました。
本当に後か先かの違いでしかないんですよね。合併併発は勿論みんながみんなするわけじゃないですが、暴露してないのに痛みがとれない!回復に時間がかかるようになった!などはまず疑っていくべきでしょうね。
ちなみに私は上記の事例のときは「無香料パウダー」の反応物質に反応した可能性を疑いました。勿論、それもありえます。
化学物質過敏症の専門医師で権威である宮田先生が「無香料でもその物質があれば反応する」と番組で答弁しておりますので。
それでは振り返ります。
- 四大傷病はどれが後でも先でも合併併発する危険性が高い。
- 類似する症状も多く、発症するキッカケが非常に多い。
- 体験談はブログに多く転がっている。
- 注意点として、現時点で脊椎関節炎はリウマチなので別物とお考えください。
4に関しては免疫性疾患、線維筋痛症もリウマチ性疾患なので、そのうち化学物質過敏症に合併が多いとされる傷病に加わる可能性は考えられます。
しかし現時点では確証やデータなどありません!専門医師の見解もありません、ただ私の周りに高確率で合併している人が多く、また医師に誤診や見落とされる事が多いいのでブログテーマに取り入れているだけです。
ただ研究が進んで時代が進んで行くにつれて、患者の情報がそろっていくともしかしたら含まれる可能性はあるかもしれません。
それでは最後までお読み下さりありがとうございました。
どの傷病が先でもキッカケさえあれば合併併発で生活に制限が加わる可能性は高い傷病ばかりです、なので皆様どうかご注意してお過ごし下さい。
この記事がお役に立つ事を願っております。
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タチオン錠で治る人って居るの?と個人的には疑っています。だって私、飲んで数十分で身体が痛くて立っていられなくなるので全成分を調べてみたんです。もう笑っちゃうくらいの添加物。主治医に話したら「あなた程のアレルギー体質だと注射もしてあげられない」とビビりまくられました(´ㅂ`;)笑
なんか日本だとCSとMCSを混同しているけど、海外だと定義と言うか程度のレベルが違うらしいですよね。
日本のは保険適用外の処方関連でも混じりけが多すぎて、反応するレベルが海外で言うMCSらしいという話も最近聞いておりまして、調べていたりします。
日本の場合本当にケミカル大好きですからね、化学物質過敏症には本当に医療の問題って重要というか死活問題で代替医療の模索って最重要課題ですよね。
椛さんの場合、CSというより海外でみるMCSよりなのかもしれませんね。
余談ですが、タチオン錠だと、シックハウス派生がキッカケとかその関連だと初動でどうにかなる人はいるんですよね。
若くて代謝がいいからというだけの可能性もありますが(苦笑)
勿論私は効いたためしは無いですがwただ、タチオン注射や海外のタチオンサプリに拘る患者さんは多いですよね。
プラシーボなのか体質的に合うのかわかりませんが、純タチオンだとやはり違うというのもあるのかもしれませんしで。