近年名前の変わった病気の1つで、かつては慢性疲労症候群と呼ばれていた病名が最悪なイメージを周囲に与えて怠け病みたいな印象をあたえ、病気の深刻さが伝わらない病気NO1です。
そして名前がかわったら知名度もリセットされてしまい、結局筋痛性能脊髄炎/慢性疲労症候群と、セットで表記してあの病気の事を指しているとしないと、理解してもらえないというややこしい病気です。
名前からかつては虚弱体質や怠け病や精神疾患のイメージを持たれやすかったですが、実際は脳の病気です。
現在大阪の病院とかでポトフラフィー検査などで、脳の炎症やそうした原因が見つかるなど進歩が見られてきている病気です。でも治療方針や治す方法は今のところ未明で、専門医師も圧倒的に少ないという厄介な病気です。
線維筋痛症、化学物質過敏症、筋痛性能脊髄炎/慢性疲労症候群、これら三大疾患は共通して認知と専門医師と行政のバックアップや福祉の助けがない、そんな病気なのです。
それでは病気の特徴について話して行きたいと思います。
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筋痛性能脊髄炎/慢性疲労症候群とは!

TVでつい最近、特番があったようです。残念ながら私は見逃してしまったのですが、やはり酷くなると日常生活において介助が必要な病気で、車椅子の人が多いようです。
ツイッターなどでもやはりそうした重病者が多く、様々な情報が出ており、高確率で線維筋痛や化学物質過敏症との合併症者が多い病気です。
筋痛性能脊髄炎は脳の異常というか、機能障害のような病気です。からの合併併発という形でなるケースが多いです。
キッカケはウイルス性の感染や病気を患った事により発症したり、また線維筋痛症や化学物質過敏症などの他病からなるケースも多いです。
(後でも触れますが学会でも見解が割れる病気なので、ウイルス性の感染などキッカケが無かったらならないと否定する医師も中にはいるらしいので注意が必要です。)
私の場合は化学物質過敏症から線維筋痛症と筋痛性能脊髄炎/慢性疲労症候群になった形ですね。
自律神経がイカれて脳機能がほぼダウンする、そうなると高確率で睡眠が睡眠にならない、休息しても休息にならない、脳が休まる事がなくなるんですね。
そのため筋痛性能脊髄炎/慢性疲労症候群といった、日常生活に支障のあるレベルの極度の倦怠感が身体を襲うのです。
症状は個人差がありますが多岐にわたり、脳がやられているので認知力や知覚力の低下などがやはり大きく、光過敏や音過敏、刺激過敏といった外部からの刺激にも弱くなるケースが多いです。
ちなみにこれらの症状は化学物質過敏症や線維筋痛症とも共通する症状なので、私の主治医の渡辺先生は「兄弟病のようなものだ」との認識と見解を示しています。
筋痛性能脊髄炎/慢性疲労症候群の症状!

筋痛性能脊髄炎/慢性疲労症候群とはこれまで健康に生活していた人がある日突然原因不明の激しい全身倦怠感に襲われ、それ以降強度の疲労感と共に、微熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、脱力感、思考力の障害、抑うつ症状などが長期にわたって続くため、健全な社会生活が送れなくなるという疾患です。
引用:大阪府HP
さすが筋痛性能脊髄炎の改名のきっかけとなる脳の炎症を見つけた、大学病院のある大阪だけあって、HPは分かりやすいものですね!関心いたしました。
☑日常生活に支障が出るほどの疲れが6か月以上持続ないし再発を繰り返す
※疲労の原因がはっきりしている場合は「慢性疲労」であり、慢性疲労症候群には当てはまりません。
□微熱ないし悪寒がある
□のどが痛い
□リンパ節が腫れている
□原因不明の筋力低下
□筋肉や関節が痛い
□ちょっとした動作でもすぐに疲れる(労作後24時間以上続く全身倦怠感)
□頭痛がする、頭が重い感じがする
□不眠、過眠がある
□思考力や集中力が低下している
□意欲がわかない
□憂うつである
引用:同HP内より。
見て分かると思いますが、他病や他疾患と重なるものが多く的確な診断が難しい病気の1つです。そして重大な問題として専門医師がいない!コレが非常に重大な問題です!
この中にあるもの以外に、起立性調整障害などメニエール病みたいな症状もあったりします。
一般の医療機関だと知識も検査方法も分からないので、精神的なものと考えて精神科を紹介して終りです。
ちなみに私の主治医の「渡辺先生曰く」現段階では治療方針や投薬は線維筋痛症とほぼ同じらしいです。
筋痛性能脊髄炎/慢性疲労症候群 学会で見解の割れる厄介な病気!
筋痛性能脊髄炎/慢性疲労症候群もまた線維筋痛症と同様に、学会で意見や見解が割れる厄介な病気の一つです。
合併症と併発する病気を認める認めないもそうですが、精神的なものと言い張り存在そのものを否定する医師もおります。
そのため、これら三大疾患を取り巻く状況は苦しいものが続いており、福祉制度も障害者年金という制度があるだけで、障害者手帳の対象傷病ではありません。
中には身体状況が障害者手帳取得資格に該当してとれるケースもあるようですが、高確率で自治体で審査を落とされる事例が多く取得に至れない体験を多く聞きます。
そのため助けてもらえる手段が本当に乏しいんですよね。
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三大疾患をどうしても精神に押し付けたがる層がいる。
仕事が増えるのが嫌なのか、お金にならないからやりたくないのか、医療の発展を妨げる行為でしかないと思うんですけどね。
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これらを救済する制度や措置がほとんどない、あってもハードルが高い!
だからこのブログを立ち上げたという目的もあります、本当に難病なのに救ってくれないという現実を知って欲しいと思います。
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筋痛性能脊髄炎はポトフラフィーで脳の炎症観測など光が差し始めている。
数少ない明るい兆しです、ただこれらを積み重ねても認めてもらえるまで時間がかかります。水俣病のように目に見えて分かる疾患ですらアレだけの時間がかかり、被害者が責められたんです。令和の初期で解決するなんて甘い幻想は抱かないほうがいいでしょう。
水俣病に関しては未だに被害者が責められているという、背景があるようです。どこかこの国はおかしい、被害者に対して報道のあり方もですが、何かがおかしい。
私はそう感じてなりません。
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筋痛性能脊髄炎/慢性疲労症候群 まとめ
筋痛性能脊髄炎/慢性疲労症候群の自覚と症状について、自分に起きていた症状を客観的に自覚でき始めたのはつい最近です。そのため、線維筋痛症や化学物質過敏症と比べると考察に甘い面がまだまだあります。
また札幌は筋痛性能脊髄炎/慢性疲労症候群について専門医師がおりません!
検索して診れるところとして出てくる場所も、問い合わせたら「婦人病の症状の一環としてみている」「後遺症の一部として投薬のアプローチしかできない」という所がほとんどという現状です。
脳のポトフラフィーなど出来るところはまず無いといっていいでしょう。
- 筋痛性能脊髄炎/慢性疲労症候群は知名度が本当にない!
- 専門医師もいなければ、医療機関自体に認知度もない!
- 化学物質過敏症・線維筋痛症と供に福祉の助けはないし共通する症状も多いし、学会で意見の割れる難病である。
3に関しては患者からしたらいい迷惑なんですよね、助けてくれない上に医者が見解で揉めるんですから。そして耳障りのいい意見を鵜呑みにして行政はその病気への福祉スタンスを決めるわけです。
結局、医者にかかるのもお金、他に病気が隠れてないか一般の病院で検査を受けるのもお金です。生活保護ならかからないので無料ですが、一般だとそうもいきません。
また生活保護は生活保護で、自家用車が持てなかったり保護費の限界で出来ることが限られるなど、近隣に身内がいて不正受給スレスレノウハウを持っていない限り、立ち回るのはこんなんでしょう。
ですので当ブログはそれら病気の啓発と、多重合併による収入をテーマとして取り組んでいくスタンスでおります。
どの病気も「お金があれば治せるものではありません、ですがお金が無ければ何もできない病気です」それを踏まえて、出来るだけ多くの人が真剣に当ブログを活用して欲しいと考えております。
ハッキリ言うとニッチなテーマなので、アフィリエイトのテーマとして検索数で稼げるブログではないです。一応アソシエイトなど申請はしますが、ここで稼げるとは思ってません。
ですが上げる情報は真剣です、そして実体験です。
そしてこれらの疾病は誰でもなりうる病気です!だから関係ないと思わないで、どうか見ていただきたい、そして備える意味でもいいですし、きっかけは病人でも出来る負担の少ない副業情報と思ってみていただいて構いません!
そして原因不明の体調不良が続く方など、病気関連情報を見て共通点を探してみて、照らし合わせていただいて心当たりがあれば是非ともその病気を調べて見て下さい。
そして複数サイトから情報を得て客観的な情報を元に、自身にとって最良の選択を取ってください。
自己診断ほど危険なものはないので、是非とも上手く活用して医療機関の受診と、場合により専門医師の受診をお勧めします!
何度も言いますが誰でもなりうる病気です!
最後までお読み下さりありがとうございました。この記事が誰かの役に立ちますように!
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