本日立て続けに線維筋痛症の話題記事となりましたが、線維筋痛症は温めるのが友好的な治療とされている疾患です。実際に湯たんぽ療法で職場復帰をしたじれいなど、沢山軽快に至ったデータがあります。(※合併症を除く一時性だけをカウントしてと思われる)。
※に関しては後々解説します。
しかし夏場に温熱療法を湯たんぽで取り組むには熱中症などのリスクも当然でてきます、適切な水分補給と塩分などを補充しないといけません。中には冷やすのが悪いと思い厚着をして、我慢大会みたいになる人もおられるかもしれません。


じゃあ温泉とか岩盤浴が一番安全という事になるの?

理想はね。ただ介助者がいないと難しい人やそれこそPS値の8から9の人だと、それが難しいからね。
ですので、線維筋痛症を治したくて湯たんぽ療法などをする人はどうしても季節的なリスクと向き合いながら、取り組む必要が出てきます。勿論、夏場に軽快する人もおられますが、自律神経機能が乱れてしまい体温の調節機能がイカれてしまい湿度にやられて結果的に悪化する人もいます。
大抵合併症患者などに多かったりもします。
なので夏場の温熱治療はお風呂でぬるま湯につかったり、冷房を活用しながら上手く身体に無理をさせないように工夫をする必要があります。
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Contents
自律神経や免疫機能は身体の首の付く部位を冷やさないのがコツ!


ちょっと!なんで私を出してるのさ!

これからする話に一番的確で分かりやすい画像だったからさ、さて舞ちゃん。この画像を見ながら身体の中で「首の付く部位」いくつあると思う?

えっと、首でしょ?それから手首に足首と・・・腰は違うし・・・。

セクハラするつもりは無いから、ある部位は思い浮かんでも言わなくていいからね。

?

気付いていないならいいや、そう手首と足首と大きく言って四肢の末端にある部分だね。実は免疫力の観点だけで言えば、この部分だけでも冷やさないように工夫できればかなり違ったりするんだよ。

そうなの?だから全体的にくっきり映っている画像が分かりやすいって事なのね。

そういう事、だから足首専用のウォーマーがあるくらいなのさ。

ポイントは靴下みたいに締め付けない物、そして寝るときにつけたままで足を出して寝ても足首が冷えないから身体の冷えすぎが防げるんだ。
だから冷房を使っていても身体の冷えすぎる問題がマシになる、だから温熱療法に拘らず季節だけならこうした部位だけをカバーして冷えと免疫力にアプローチできるグッズを用いるのも手なんだよ。
靴下の場合、ゴムによる締め付けの強さもあり足にストレスを与えてしまい、睡眠中にムレなどの不快感がある場合があります。そのため、足首だけのウォーマーならば足は出ているので丁度いい温度管理ができるようになるのです。
運動中や動きのある時間帯、また暑さがピークの時間帯などは厳しいものがありますが、昼と夜との温度差がある場合、また温度調整が厳しい時期で微妙に寝具の調整が難しい場合などは、リストバンドや足首のウォーマーを用いるとかなり違ったりします。
さらに言うならば、秋や冬などの季節に首にタオルを巻いたりして直接出さないようにするだけでも、首こりや肩こりの改善になったりするなど、違いがあります。
東洋医学的にも首のつく部位は重要な部位として扱われる場合が多いので、軽視しない方がいいでしょう。

ちなみに東条さん、さっきの話だけど。

頼むから分かっても言わないでね、俺はアドセンスの規約を守りたいんだ。アカウントが無くなったら、終りなんだよ。

そっちか!
(あくまで広告が停止されて、違反箇所を修正してください、もしくは違反ページに貼らないでくださいと警告される可能性が高いだけかと思われますが。念のため規約違反によるアカウント停止を警戒しております。)
※合併症抜きのデータについての話!

冒頭に述べました今野先生の書籍で湯たんぽ療法にて劇的に軽快した事例が多くあるという情報で、(※合併症を除く一時性だけをカウントしてと思われる)と記載してあったかと思います。
この根拠と理由については、今野医師の診療と線維筋痛症へのスタンスが関係しています。
今野医師は二次性の線維筋痛は線維筋痛症ではないとして、診療しないスタンスの医師です。勿論リウマチ科の医師なので、リウマチ関連の疾患ならば診療するかと思われます。例えば関節リウマチ・脊椎関節炎などですね。
ただし脳脊髄液減少症や化学物質過敏症、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群、といったそれらの疾患との合併を認めていないので、これらの場合はその専門に行ってくださいでおわります。脳脊髄液減少症だけは自分の系列の病院を紹介してくれます。
某、国の基準じゃなくて独自の規準でやる病院ですね。
そのためこれらのデータは一次性の本当に原因がないけど、線維筋痛症という人達だけと考えるのが自然な話しになります。
なので炎症や病態のある人でこれらの湯たんぽ療法が効果的かどうかは、未明であるといわざるを得ないあたりの話しになります。
ただし化学物質過敏症などは身体を温めるのは問題ない行為です、回復を早めてくれますしむしろ低体温のアレルギー体質が多いのでその観点でみるなら問題が無いでしょう。

ただ光線治療とか温熱療法とかやはり一般でもある事にはあるから、温熱療法自体は否定する要素はまず無いと思っていいと思う。問題はそれらが問題とされる疾患があって、それが起因となっている線維筋痛状態の場合だよね。

そんな状態ってあるの?

これは一つのケースと体験談ね。低体温の人が身体の深部を温めずに表面温度だけを温めるのはよくないみたいだよ、「急に体表を温めると、心臓に冷たい血液が集まるので、ショック状態になる…」らしく脳脊髄液減少症の患者さんが、救急に運ばれた事例があるみたい。
体の深部体温を上げるよう、脇の下やそけい部から温めるとか、それこそぬるま湯の半身浴でゆっくり温めるのがいいみたいだよ。

ふええ、おっかないねえ。低体温って本当にリスクだらけなんだあ。
低体温はガンのリスクもあがります、免疫力もさがります。自律神経機能からくる体温調整機能がおかしくなっている場合もありますが、腸内機能からくる深部の温度が上がらない場合もあります。
アレルギー体質には低体温の人が多かったりするので注意が必要です。
結論として合併症が関る場合は治療法はかかりつけ医と相談しよう!

例えば病院に相手にされない病気は数多くあり、これら障害年金が認められにくいと社労士の間で言われる三大疾患とされる、化学物質過敏症・線維筋痛症・筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群は専門医以外で何も出来ない顕著な病気であります。
勿論、程度によっては専門医でも何も出来ない病気です。
ですが病気の問題と合併具合、そして多病との相性について温めて大丈夫かどうかは専門医にしか判別はできません。少なくとも素人や民間療法の治療家をあてにするよりは、正確な情報があるはずでしょう。
またリハビリテーションや整骨院、民間療法で受けてみたい治療なども前もって相談するほうが安全でしょう。
しかし、化学物質過敏症と線維筋痛症など、難病同士が加わったときは治療法については注意が必要です。
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線維筋痛症の進行具合では線維筋痛症で入院できるペインクリニックの話が出る場合がある。
投薬による疼痛治療、また精神科の療法などは化学物質過敏症の専門医師からしたら危険性の高い見解を示されます。そのためこの意見の間で板ばさみになる場合があります。
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選ぶのは患者になるため、自分が納得できるよう情報を集めるの大事!
友の会や入院してよくなった同病者、また悪化した同病者などなるべく幅広くリサーチしましょう。ツイッターの検索から過去をさかのぼって体験がないか調べるのも手です。
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他にも病気が絡む場合は情報と、決断を急がない事が大事!
場合によって化学物質の専門医師に診断書や書いてもらったほうがいい可能性があります、問題が線維筋痛だけじゃないのなら多視点的に見る必要があります。
ポイントとして普段から自分の体調や体温、平均体温を知っておく必要がありますね。可能なら血圧も診たいですが、測定器が家庭にない家や貧困世帯などの場合は難しいです。自分で計るにも、正確に計れるかどうかの問題もあります。

医療費が無料の生活保護世帯の場合は病院でよく計ってもらえるので、ある程度平均を知るために通院するのも手ですね。

マスクをして少しイオンやドラックストアで我慢できるなら、血圧測定器を無料で試せる場所があったりするよ!
何にしても自分の体を知る事は大切ですね。
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まとめ
夏場の問題とそして自分の体質的な問題、バランス感覚とそして体質の把握が必要となる色々自分で分析しないと始まらない難しい問題ですね。
勿論、合併している病気なども考える必要があります。特殊な病気で無い限り、これについては病院で相談が可能でしょう。
- 線維筋痛症の立ち回りで湯たんぽ療法など季節的に注意が必要!
- 足首のウォーマーやリストバンドなどで、十分睡眠時の温度コントロールは出来る。
- 合併症のある場合、線維筋痛症の治療や民間療法などは相談が必要!
化学物質過敏症などがあればそちらの観点でも連携が必要!
社労士に障害年金が認められにくいと言われる三大疾患は、障害者手帳に該当しない以外でもこれだけ面倒な要素があるんですね。
本当に知れば知るほど嫌になるかと思われますが、疼痛と痛みセンサーは立ち回りで改善の余地があります。化学物質過敏症を併発すると手段が限られてきますが、こればかりは仕方ない問題ですね。
筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群も化学物質過敏症が絡んでくる場合が多いので、これらは本当に兄弟病みたいな関係があるんですよね。
ただ、やらないとと追い込んで、夏場に無理をして別の問題に発展しても意味がありません。バランスと無理の無い立ち回りを心がけるのが大切です。
最後までお読み下さりありがとうございました、この記事が皆様のお役に立ちますように!
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長袖のシャツで肌を出さないのは表面温度を下げない意味では、確かに有効的です。ただお年寄りのように寒がりならまだしも、若い人が無理をすると熱中症や逆に体力が奪われて夏ばてなどのリスクもあります。
勿論、体質的にそれが丁度いいとする人もいるので、これらは人によります。