化学物質過敏症患者で職を探すとき、意外な事に食品関係は大丈夫!人の口に入るものだから、変なものを使っていない!と考えて食品関係を狙う過敏症患者がたまにいたりします。
実際、食品関連は食中毒を起こしたりしたら大変です!そのため衛生に第一に気を使うため、消毒などで塩素系の薬品などを使用したり、切っても切れない関係にあります。
なので高確率で暴露の危険と隣り合わせで、普段塩素系漂白剤を家庭で使えてる人でも業務用の原液を希釈してからの作業となる、またお湯で希釈をするとなると揮発が比較にならないぐらいになります。
そのため悪化して反応物質が増えてしまい、結果退職となるケースが多いです。
今回は職場の理解を得やすいけど、悪化のしやすい化学物質過敏症と相性の悪い業種をテーマに記事にして行きたいと思います。
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理解を得やすいけど悪化しやすい業種!

大抵、面接の段階で話を聞いてくれる場所は慢性的に人手不足の業種が多いです。例えばコールセンター、清掃業などはその典型ですね。
有機溶剤がダメ、化学物質過敏症と伝えているのに高速道路の剥落工事や配水管の清掃業など高確率で面接や現場に呼んでくれます。
そして大抵、使うものがまずNGな場合が多いです。例えばシンナーなんかはもうダメな人の多い典型、またシール剤や接着系の資材はもう化学物質過敏症との相性が悪いです。
では業種と悪化しやすい要因を挙げて行きたいと思います。
清掃業
まず清掃にも種類があります、オフィス街などでビルの中で働く日常清掃、ホテルなどで働く客室清掃、住居の入退去に掃除する一般清掃、契約物件の日常点検と美観維持で巡回で周る巡回清掃などがあります。
まずどの清掃にも共通して言えるのは清掃で用いる薬剤への暴露です。主に塩素系の薬剤ですね。
そしてホテルや一般の清掃になると、喫煙ルームや喫煙者のいた部屋の清掃に入る場合もあります。勿論ホテルなど人手がいる場合、そうした部屋から外してもらうことは可能な場合もあります。ただ、稀なケースです。
一般清掃の仕事で、零細で人手不足の上に車輌自体が喫煙車輌というオチもあるので、その場合はもうその会社自体入らないほうがいいでしょう。
製造業(飲食関連)
食品関連の製造業種、結構コレについては楽観的というか甘く見る過敏症患者は多く、何故か暴露物質がないという前提で考えてしまう場合が多いようです。実際、調べるまで私もその一人でした。
まず、添加物の原液から希釈する作業。これは健康な人でも事故を起こしたり、化学反応で失明一歩手前に至りかける事例もあるようで、食品添加物のルート営業職ですら身体を壊して退職する人がいるそうです。
つまりそれらを日常的に使う製造業に化学物質過敏症患者が入るというのはハイリスクですよね。
そして、食中毒を出さないように殺菌消毒作業!塩素系漂白剤などの薬剤による暴露要因ですね。
パン工場
上記に加えて小麦粉という問題が出てきます。
前回の記事でも触れましたが、化学物質過敏症に引っ張られると言う形で小麦粉アレルギーが出てしまう患者が多い、そして健康な人でも発症して退職に至る事例があるという採用担当者の貴重なお話。
まず化学物質過敏症患者と相性が悪いと思ったほうがいいでしょう。
接客業
コレはもう言うまでもありませんね。香害で多種多様なマイクロカプセル柔軟剤を用いた客を不特定多数を相手にする職業は、全面的にもうNGです。
逆に大丈夫だと思う可能性を教えて欲しいレベルですね。防毒マスクをつけても皮膚呼吸や髪や衣類への移香の問題、そしてマスクの吸引管フィルター代などで、働けば働くほどマイナスになる仕事です。
人の多い職場環境!の職種。
例えばコールセンターなどがコレに該当します。ある意味で接客業に近い環境下になります。
働く人が多ければ多いほど、不特定多数のマイクロカプセル香料が増えるんですよね。また入れ替わりが激しいため、理解を求めるのが難しい!
責任者が理解してくれて休みとシフトのドタキャンはしやすいです、それはメリットですが定職でシフトをこなすという観点で見ると暴露で就労不能になり徐々にダメージが増えて行くのでまず無理です。
高温多湿となる環境下!
これも大体コールセンターが該当しますね。
高温多湿の環境下だと、反応する物質をまとめてVOCと呼びますが、これらが活発に揮発されて猛威を振るいやすい環境下になるんです。
毎日がダービーマッチのように、化学物質過敏症患者にダメージを与えて猛威を振るってくる事でしょう。
営業職
たまに営業職で働いている同病者もいますが、あれは積み重ねたキャリアと立場があって出来るものです。肩書きをよく見てください。
大抵はタバコや整髪料、客のものからの暴露でとてもじゃないけど働けたものじゃありません。
理解を求めようにも結果を出さなければ、それ以前の世界です。
化学物質過敏症と親和性のいい仕事ってあるのか!?

最近は色々な働き方があり、在宅ワークと言うものがPCのお陰で種類が増えており、内職みたいに数百円という時代ではなくなりました。
そのため化学物質過敏症でも、自宅が安全と言う前提があればまずあります!
例えばこのブログで度々、就労自活マニュアルとして取り上げている。
クラウドソーシング!
サイトにも寄りますが案件も豊富で、できる事を増やしていけば稼げる見込みのある世界です。またスキルが無くてもライティングの初心者案件から始めたり、ネットショップの出品代行などから始めたり、そこから加工ソフトの使い方を学んだり、デザインを練習したり色々可能性を広げられます。
勿論、今日明日、来月までに30万円稼ぎたい!これはスキルが無いと無理です!
ただ、不眠不休でライティング案件や高額のネーミング案件で、採用され続けたらもしかしたら翌月までに30万に届く可能性はあります。勿論、ネーミング案件なんて何千人と言うクラウドソーサーが応募するのでその中から選ばれないといけません!
競争を勝ち抜かなければならないのです、またその中から選ばれないという可能性もあります。「クライアントの求める感じのものがない」「イメージに会うものがない」など理由は様々です。そのため、ネーミング案件は主力として挑まないほうがいいでしょう。
ちなみに過去記事でクラウドソーシングの記事があるので、置いておきますので参考にして見てください。
何度か記事にしており、案件により得られるものや特徴などそれぞれ書いていたりします。選択肢を広げるヒントや可能性を広げるためにも是非見ていただければと思います。
本当にそれぞれの案件で得られるスキルや情報が違いがありますので。
在宅式コールセンター
最近流行と言うか増えてきた形式の働き方ですね。
昔はOCNのNTTコムチュオの業務委託式で在宅形式のCAVAスタッフと呼ばれる、インターネット回線のコールセンターの働き方が有名だったのですが、今はきちんと雇用形態で在宅に器材を置いて時給制やまた正社員形態で働くものがあるようです。
例えばamazonのコールセンタースタッフも今は在宅勤務の募集もあるようですね。
ただやはり業務委託形式のものは多いので、よく求人を見る必要があります。そして研修期間だけ本社でトレーニングというパターンもあるので注意が必要です。
アフィリエイトブロガー
これは正直浮くまでの苦労がとんでもないもので、ただ副業として今流行りのものです。
テーマをきちんと設定して、検索ワードで上位にくればデカイ!だから取り組む価値があり、来訪者が多ければ稼ぎがデカイ!まあ形式としては苦労するのは最初と検索で上位に来るまでと、アクセス数が来るまでです。
個人的には合併症で本当に何も出来ないという人に長時間長期間時間をかけてじわじわと、育てる気持ちで取り組めばいいかなと言う感じですね。
まあ成功以外見たくないなら、一般で言う外注作戦で記事を外注で書いてもらって、複数ブログを運営して資金を投資して某コンサルみたいな手法でバンバンやる以外無いと思いますけどね。
後、イラストがかけるとかそういう特殊な特技があればピクシブやインスタ、またフェイスブックやツイッターで漫画を投稿し続けて、そこからフォロワーを増やしてブログを開設して最初からブログのアクセス数にブーストをかけるという方法も出来るようです。
特技があると強いですねやっぱり。
以上、在宅で代表的な物となりますが、これら以外にも沢山あります。そしてそのヒントを拾えるのがクラウドソーシングの案件で受注者の仕事だと思います。上手く活用して情報を集めましょう。
インターネットショップの情報!

これもクラウドソーシングのデータ入力案件から学べました。
そしてネットショップは商品やハンドメイドといった、現物か仕入先ありきで、手元に物がありきで考えてましたが、無在庫販売というものが世の中にはあるという事が学べました。
メリットは大きいですが、デメリットもあります。
在宅ワークは本当に豊富で、我々が自活や収入を目指していくとしたら世間が副業の位置に置いているものから稼ぐ手法を見つけたり、それらを上手く活用してあわせていくことで収入を太くするしかないかと思います。
勿論、クラウドソーシングの案件のチーム内でステップアップをしていくというのも単価が上がる秘訣ですね。
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化学物質過敏症だけなら掛け持ちとか稼ぎ方は色々ある。
案件ごとにルールや媒体になれる必要はありますが、体力に制限がないなら上手く掛け持ちして基礎的名収入額を増やすことが可能です。
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悪化して合併症を持つ前に在宅で自活手段と収入経路を増やせるのが理想的!
ライティングも慣れれば記事作成にそれほど時間もかからず、リサーチも短時間で済むようになります。そして出品代行も加工時間やスケジュールなど上手く管理ができるようになれば、自分の時間が増えます。そのときにブログを立ち上げて収入のパイプを増やすなど、効率的に出来るかと思います。
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仕入先を月額で使わせてあげるからブランド物ネットショップを作りませんか!?
最近見るクラウドソーシングの求人ですね。仕入先は主に海外のハイブランドショップのようです、まあBUYMAといった無在庫向けのサイトでのショップ出店希望者向けの案件ですね。初期投資は痛い出費ですし、売れるまでがああいうのは辛いんですよね。
ただ、化学物質過敏症観点でみればショップを持つ夢、ネットとはいえチャンスではあります。またBUYMAのコンサルタント達は需要があるから、いるんです。海外仕入れが最初から使えるのはチャンスです。
ただ海外仕入れでもどのブランドがどれだけ割引率があって、利益率があるのかが問題ですよね。もし考えるなら各ブランドの割引率と出荷料金、これらを面談と言うかやり取りでチェックした方がいいと思います。
場合により痛い目を見ながら自分で開拓した方が割引率のいい仕入先を見つけられる可能性があります。勿論、偽者をつかまされないよう注意が必要ですが。まあ楽して安全策を取りたいか、チャレンジしながらリスクを楽しみたいかによりますね(笑)
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まとめ
近年は色々なネットの働き方や収入の得方が出てきましたね、勿論確定申告の必要のある人と無い人もいますし、このアタリの事情も複雑化しています。
とりあえず、化学物質過敏症で合併症のリスクを考えるならネットでの稼ぎ方の構築が安全ですよね。勿論電磁波過敏症が発症しない前提ですが。
電磁波過敏症は発症のメカニズムが不明な上に、化学物質過敏症と合併が多いようでこのアタリのりすくマネージメントもやはり必要になります。ただ、高周波を避けてアースなど対策をする。公共交通で地下鉄など避ける。
化学物質と同じ、電磁波の暴露を避ける立ち回りで自衛はある程度可能かと思われます。そのために普段の生活で以下に暴露を増やさないかが重要になりますね。
例えばネット回線で安易にWIーFIを飛ばさないようにするとか、有線で使うようにするとかそういった意識的工夫も必要かと思います。
では一旦戻って振り返りましょう。
- 化学物質過敏症と相性の悪い仕事をまとめてみました。
- これらの職種は人手不足の傾向が強いので面接で話を聞いてくれたり、採用されやすいので注意が必要です。
- 香りつきの日用品が普通に出回っている以上、一般で働くのは難しいと考えてます。
- そのため相性のいい働き方として結論は在宅ワークになります。
結論はやはり3です。人のいない空間でも、人の生活空間で働くって凄い反応が出るものです。人が基本的に留守の状態での巡回清掃でも、日用品で洗剤や芳香剤の匂いが共有スペースで戦ってるんですよ。
各メーカーの戦争ですよね。それで私はもう洗剤を用いない巡回清掃もできなくなりました。
ドアを閉めてるのに隙間から空気が漏れて、それらが制空権の支配を求めて互いに争うんですね。窓を開けて清掃とか言う次元じゃありませんね。時間的ロスを考えたら自給が最低賃金以下の世界になるので。
昔はここまで酷くなかったんですけどね、ホントにデオドランドやレノアとか香り長持ちを追及するようになってからですね。これほど最悪になったのは・・・。
では以上、化学物質過敏症と相性が悪い職業リストを終わります。ただ上記以外にもたくさん相性が悪い仕事はあるので、上記以外は大丈夫なんだ!と思わないでください。
あくまで上記は理解は得やすいけど、致命的に合わないもしくは地雷じみた要因が隠れてる職種だと思ってください。
最後までお読み下さりありがとうございました!この記事が誰かの役に立ちますように!
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ケミカルフリー・グルテン含むアレルゲンフリーに徹した衣食住パレオな引きこもり生活の末、数年前に一時、線維筋痛症さえ治ったつもりでアパレル業に就いて初日から劇的に化学物質過敏症を悪化させた挙句、事故って研修一週間ほどで強制終了してしまった超ゆとり世代です、はじめまして!(ながっ)
このブログエントリーは本当に多くの若い人たちに読んで欲しい私にとって共感と自戒の塊みたいな言葉が並んでて夜中にうるっときています(*꒦ິ꒳꒦ີ)੭ੇ