化学物質過敏症は患者同士だからと、相手が困っているから役に立てればと考えて情報の共有などする場合があります。それはSNS上であったり、リアルの交友の場であったり、支援団体などの公の場であったり背景は様々です。
しかし、以前も記事にさせていただいたとおりに、化学物質過敏症は患者同士の係わり合いが一番難しかったりします。
意見の相違や見解の相違などで、相手が話しの通じない人だとして勝手に精神疾患扱いをする場合もありますし、このあたりでどこまでその人に関るか、その人に踏み込むかどうかは同病者だからと思わずに個人個人で考える必要があると思います。
患者同士、同じことで困っている者同士、自分たちを守るために情報の共有が必要と考えていたけど、すんごい嫌な気分になった。
もう積極的に助け舟を出すのはやめよう。
勝手ににおい移りした商品を買えばいいんだから。
あーーー胸糞悪い。— ヤズミン・ナチュラルライフアドバイザー (@flowerchild_com) August 4, 2019
相手の出方や受け止め方次第では、善意を踏みにじられたり、また好意に対して悪意で返されたりする事は珍しい話ではありません。
一例をあげるなら避難場所で物件を複数持っている人が、行き場所のない過敏症患者に一部屋安く貸してあげたところ、その人が自身の使える香料製品を使ってしまい部屋に染み込んで取れなくなったとします。
そしてそこでもう勉強代と思って、その人との関係が終りで住めばいいのですが、後々その人は自分の事である事ない事言いふらして周るという問題が発生したとします。
とんでもない話ですよね、実際にコレに近い事例は多々あり中には人を信用できなくなり、そうした助け舟を出したり、相談に乗ってあげたりする事を一切辞めてしまうという決断に至る人も珍しくはありません。
勿論、自分の身体を壊したら意味がないので、私は正しい判断だと思います。


初心者だとわりとそこまで酷くないって、東条さんから聞いた事があるけども・・・。なんでだろうね。

初心者の場合そもそもバックにある情報が少ないからね、判断材料がまだ無いからさ。ベテランCS患者になれば、自分の傾向がある程度わかるから、効く効かないの判別を始めとして知識面で分かるからね。
プラシーボ補正の効果でその人に効いてるけど、自分には効かないのを分かっているからスルーしてたらイチャモンをつけられて絡まれるとか色々厄介だよ。

うわあ・・・。
なので過敏症患者、同病者に関る場合はどこまで踏み込むか、またどういうスタンスでいるかをあらかじめ決めて置くのは大事な話です。もしトラブル臭い人だと思ったら、最小限にするのか、SNS上ならばささっとミュートにしてしまうのかなど考えておくほうがいいでしょう。
ストレスもこの病気やアレルギーには引き金となる悪化要因ですので、善意やお節介で自爆していたらまあ勿体無い話ですからね。
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SNSやリアルの場での活動のリスク!

SNS、例えばツイッターなどは趣味で始めた方もおられるかと思いますし、キッカケは病気が全てではないかと思います。そのため、病気の活動など広報関連はフォロワーや関係のないコミュニティへの影響も考えて行わなければいけません。
場合により粘着がついたり嫌がらせや、そうした人が付いてしまった場合、こっちに有責がなくても身内のフォロワーや他のコミュニティが引いてしまうなどの弊害もあるでしょう。
そのため、SNS上といえ、行動やどこまで踏み込むかは慎重に考える必要があるかと思います。

まあ、ツイッターの場合はバイマのように一人につき1アカウントまでという制限もないので、それ専用のアカウントを作って分けて活動するというのも手ですけどね。
またSNS上はその場だけで済みますが、リアルだとそうも行きません。
例えば団体やグループ、電話番号を教えてしまったり深入りしてしまった場合などはそれなりに難しい問題が待っている場合が多いです。
教えてもらう立場でも教える立場でも、これの厄介さは変わりません。また暴露中の集中力低下や認知力の暴走中などは、本当にトラブルの引き金に指を置いている状態のロシアンルーレットをしているようなものです。
片方がまともで「あ、暴露中か」と配慮してくれるならいいですが、お互いに暴露の影響で低下中ならもう手が付けられません。
個人的に中途半端に関るのはよくない、関るなら責任を持つべき。

私が個人的に関ると決める場合は、相手から拒絶されない以外は最後まで関るつもりの覚悟を決めた上で口を挟むことにしています。
化学物質過敏症は本当に難しい問題の上に、精神疾患も絡んでくる難しい問題です。中途半端に構って途中でポイが一番、問題で精神的にくるものがあります。勿論、病院や最低限の情報を教えて、後は体質の問題もあるのでトライ&エラーしかないので頑張ってください、までならありかと思います。
化学物質過敏症は患者同士なので、こっちも辛いんです。これは間違いなので、暴露中に相談されれば読解力の落ちた身で長文を読まないといけないし、理解力がないので回答するのも的が外れます。電話の場合は聴力が落ちて理解力が落ちてるので同じです。
この病気は専門医師にかかれない人が多い上に、電磁波過敏症のリスクや合併の問題もあります。また発症者がデジタル世代と限らずに、アナログ世代よりでネットで情報収集が出来る人とは限りません。そのため相談に乗ってるあなたが唯一の情報手段で経路と言うケースも珍しく無かったりします。
なので半端な優しさや情で中途半端に関るのはその人のためになりません、それなら最初から最低限ブログや情報源に誘導して終りにとどめましょう。調べるか調べないかは後は当人の問題です。努力が出来ないなら治らないし改善しないだけで、悪化していくだけですから。
勿論、体質差や個人差の激しい病気なので、それらの情報を元に自分の立ち回りを作らないといけませんので、中途半端に情報をあげすぎるのも先入観や思い込みを招く要因になるので、匙加減の難しさもあります。
特に精神的要因もあれば思い込まれる可能性もあがりますし、体質差で悪化を招いて逆恨みの可能性も高くなります。
そのため、同病者とのかかわりで、踏み込む場合はそれなりの覚悟を持つ必要があります。
人のいい同病者や面倒見のいい人ほど、善意からの行動で痛い目を見るケースが多いので皆様には是非とも気をつけていただきたいと思います。
無料ブログを活用して情報を提供する方法!

例えばSNSを見ているとどうしても知っている情報で、この人調べれば分かるのになあとヤキモキすることがあるかと思います。そういう時は情報へ誘導してあげるのも手ですが、分かりやすいサイトが無い場合があります。
ワードプレスは有料サーバーとドメイン契約が必要なイメージがあって、お金のかかるイメージがあるかと思いますが、実は無料でもこれらのレンタルが可能で作る事ができます。
またFC2ブログやアメブロといった、無料のブログ媒体をつかって自分のブログをつくってそこで情報を発信すると言うのも手です。これらはアフィリエイトなどでグーグルアドセンスの申請などで制限がありますが、完全にアフィリエイト自体ができないわけでもありません。
そのため自分のブログを作って、そこで役立つと思う情報や自分の持つ情報を一方的に分かりやすく噛み砕いて載せていくのも手でしょう。必要な人は見て行きますし、要らない人は読まずに戻ることでしょう。
ちなみにこちらのブログは開設すぐに一日の閲覧者が120人突破と言う記録をたたき出しましたが、それ以後100人超えはまずありません!90人はちらほら行くことはありましたが、まあ本当にあの日は私が一番驚きました。
なので一方的に書いてても読んでくれるときは読まれますし、求められている情報であればそれがシェアされてみんなに見てもらえます。勿論、理解してもらえてるか一対一で話しているほうが、相互で理解しやすいのですが、まあリスクの方が大きいですしね。
誤報やデマ情報といった知識さえ載せなければ、ブログの方が個人的にはやりやすいかなと思います。
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情報を発信するならブログがお勧め!
好きにかけるし、相手が間違った捉え方をしてもこちらが紛らわしい書き方をしていなければ、大きな問題はないでしょう。そこは当人の自己責任です。
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書き方には十分気をつける必要、そして情報の引用は気をつける必要がある!
転載や引用はルールがあります。その点は注意が必要です!
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相談に応じるスタンスかどうか、方針を決める必要がある。
これは同病者や香害被害者からの相談が増えている背景があるので、結構責任重大な話だったりします。文字数制限のあるコメント欄などの場合情報は限られるでしょうし、多くの場合後出しで追加情報が出てきます。正確に推察するのが難しい話であるケースが多いです。
そのためどうするかをあらかじめ考えとく必要があるかと思います。
勿論相手も困って相談して来ているのでしょうけれど、ほとんど知らない相手で状況も分からないままアドバイスは出せませんし適当な事を言うのは危険な話です。そのため、その部分の対応はあらかじめどうするか考えといたほうがいいでしょう。
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まとめ
ここ最近、同病者のやり取りで精神疾患扱いして、トラブルになりそうな雰囲気が強まってきたのでまた記事にさせていただきました。
何だかんだいって同病者同士でこれじゃあ、周りに理解してもらうなんて夢のまた夢ですからね。昔から団体で珍しくない話だったとしても。
そしてどんどん増えてきてご新規さんも出てきているので、改めて啓発させていただきました。
それでは振り返ります。
- 化学物質過敏症は同病者同士の係わりが一番難しい!
- 善意に対して悪意で返されるケースもある!
- どこまで関るかは非常に重要で、中途半端は一番よくない。
結局粘着や嫌がらせ、拡散による問題が一番厄介ですね。それでアカウントを消さざるを得なくなった人とかおられますしね。
また精神をやって病気が増える人もいます。
なので患者間同士の係わり合いは一番難しいです、心を許してはいけません。必ず一定の注意が必要です。なぜなら体質や反応する物も違えば反応の出方も違うのですから、当然感じ方や立ち回りに違いがでます。それによる不理解や想像力の欠如からくる、ダメージは互いに絶対にあります。
そしてそれで割を食うのは重症な患者の側です。
絶対に注意をしていなければなりません。
最後までお読み下さりありがとうございました、この記事が皆様のお役に立ちますように!
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まああくまで上記の物件の話は例えですが、実際はコレより酷い話は団体関係のトラブルで色々又聞きする事もあるので、過敏症患者同士のトラブルは本当に想像異常に多いです。