化学物質過敏症は治りにくい上に環境病です。そのため、当人が食事、水、活性炭マスクなどどれだけ気を使い日常生活から摂取しないよう排除しても、日用品で周りがこれだけ溢れていると意味がない場合が多いです。
そのため自然の多い田舎に転地療法を試みた同病者でも、野焼きで苦しんだり殺虫剤や農薬の散布といった問題に季節で対応していかないといけなかったりします。
ただ、体質は人によるので初動で食い止められる人も中にはいますが、香害の台頭で結局は過敏症というより中毒症のように具合の悪くなる人が結果的に増えてきております。
特効薬がないので病院を見つけてようやく希望が見つかったと思い、結局してもらえることが無く医療不信から民間療法に傾倒するケースも多いので難治化はまだしも「難病化」や「多重合併化」に至らないよう以下にケアをしていくかが重要です。
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反応の感度や種類はストレスに比例して増えて行く!

元々でやすいとされているものと、香害と言う多種多様なPM1.0香料製品の移香から来る慢性中毒状態、周囲の無理解や社会の無援助。場合により会社の無理解により退職に追いやられ、職を失ったケースや事例も多々あります。
まず、化学物質過敏症患者にストレスが無いわけがありませんね。
近年の研究でストレスがアレルギーに大きな影響を与えるという結果が分かっており、化学物質過敏症もまたアレルギー関連に大きな影響を与え、アレルギーからもまた大きな影響を受けます。
例えば私の事例だと、田舎でよく出てくるアブラムシと呼ばれるカメムシの一種、あれの臭いに頭痛やめまい、炎症反応といった症状が出るようになりました。
そして黒かび、高温多湿の環境が異常にダメになったり、自律神経が大きく乱れる事によって周辺環境に大きく体調が左右されるようになりました。
それと供に化学物質過敏症の反応も酷くなり、暴露の度合いや範囲も増えて使えていたものが使えなくなったり、リニューアルをキッカケにダメになったりという経験をしてきました。
一番驚いたのは自然関連でもアレルギー反応によって、自律神経の乱れからくる、痛みセンサーを介した頭痛が現れるようになった事です。これで田舎に行くことにもリスクが生じたというのが、一番自分の中で選択肢が減ってしまったショッキングな出来事でしたね。
まあ田舎は田舎で喫煙者人口割合が大きいのと、分煙意識や概念が無いのでこの部分でまた別の問題が大きかったりするんですけどね。
使えるマスクと使えないマスクが分かれるケースがある!

活性炭入りマスクは沢山の種類が一応あります。そんな中でも化学物質過敏症用にマスクを紹介しているサイトもあります。
昔はこちらを参考にしてわたしもマスクを買っていた時期がありますが、マスクは使ってみるまで自分に合うかどうかがわかりません!
そして中にはゴムが中国製でラテックスに反応してしまったり、個別包装されていないために配送中の臭い移りがしてて使えない事例があったりといろいろな体験談などもあったりします。
そして評判の高いキーメイトマスク、こちらは私からしたら緩々で隙間が大きい上に小さいのでしてもしなくても変わらない代物でした。
今現在私が主に使っているのは物足りなくなってきて、気休め程度ですが「トーコーのハイクリーンマスク」と「バイリーンの活性炭入りマスク」ですね。これを組み合わせて二枚重ねで使ってます。
ちなみにこれらは中には少量から注文が出来るものもあるので、一回で大量に買わないで少量をまとめて複数種類買って送料を上手く節約して合うマスクを探すなんてやり方が一番お勧めです。
例えばバイリーンマスクなんかは・・・。
小数から注文が可能です、ただ二種類あって、片方は活性炭が入ってないので注意下さい。X631じゃないものはノーマルタイプです!
本当に使える使えない、合う合わない、前評判に対して効果がイマイチとか人によって千差万別で分かれてくるんですよね。
コレは緩々で個人的がっかり商品でした。ただ愛好家は多いみたいです、外付けカバーとか自作して工夫してる人とかもおられるみたいです。
ちなみに本当に人によってはマスクのゴムひもでダメという人とに分かれたりするケースが珍しくないので、体質とご相談してまとめ買いは大丈夫だというマスク以外は避ける事をお勧め致します。
化学物質過敏症の難治化の事例、情報格差!

これは知人の事例です。脳脊髄液減少症がキッカケで、長いこと線維筋痛状態にあり強引な治療で悪化した人がいますが・・・担当医師が頑なに合併症と共存を認めないために、薄々は分かっていたけど化学物質過敏症の合併に確証を持てなかったという事例がありました。
何故か私が問診じみた事をして、再現性の有無を確認して化学物質過敏症の合併もありますねとアドバイスをして、専門医師を紹介した事があります。それまでずっと否定され続けていたから、当人の中にその選択肢というか可能性はまず、除外されてしまうんですよね。
脳脊が起因で起きていると考えていて、治っていれば、医者から心因的なものといわれたらそう思ってしまうのでしょう。
これもまた合併と併発、共存する病気を認めるか認めないかという医師のスタンスを重視するという私の見方で重要な要素となった一つのキッカケでもあります。
結局何もかも手遅れで免疫性疾患であるリウマチも併発してて、食べれない状態にまでおちてて「サルコペニア」の心配をガチでされるという最悪な状況、しかも身内も頼れないし生活保護を受給できる環境下でもないし、PCを持っていない上に電磁波過敏の傾向もあるから情報収集には人を頼るしかない。
数人いる同病者の知人の中でも、上位にくる厄介な事例ですね。
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重ねて医師の合併と共存する病気を認めるかどうかのスタンスは非常に重要。
見方がまず違いますし、そもそも治療の幅からして違います。
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医療不信から民間療法に走る大きな原因となっている。
専門医師にありついて、治ると思ったけど治らず悪化する。医療不信を抱く要因ですね。さくらももこさんが亡くなられた時に「民間療法に傾倒した事を批判」してツイッターで相当愚考だと批判して事情も知らないくせに好き放題ほざいてる人が多かったですが。
癌は有名だからまだしも、こういう理由から医療不信を抱く人だっているんですよね。 -
数少ない医者から信頼できる医者を見つけるのは相当困難!
精神を除いた三大疾病は、タダでさえ専門医師が少ない病気です。そこからスタンスや見解の相違などを見て、信頼できる医師を探すのはまさに苦行です。場合により海を渡る必要も出てくるでしょう。
もし障害者手帳や年金に当らない程度で診断書が必要じゃない状況ならば、化学物質過敏症だけで見るならば特効薬は無いのでネットの情報収集でなんとか出来る部分はあるかも知れません。
ただ線維筋痛症や筋痛性能脊髄炎/慢性疲労症候群などは痛みなどを伴うので、疼痛への投薬は必要なんですよね。本当に問題しかありませんね。
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まとめ
社会情勢、境遇、環境、需要、すべてがもう長期化と難治化させてしまう状況を作り上げているんですね。
個人的に一番の衝撃はマイクロカプセル香料で、活性炭入りマスクが無力化された事ですね。PM1.0以下の物質が防げない上に移香するんですよ。
なので体力は無いけれど、外にでたらもうまずシャワーを浴びて移香を落とさないとまず具合の悪さも持ち越してしまう状態となってしまってます。
うつとか筋痛性能脊髄炎/慢性疲労症候群、線維筋痛症とか関係ありません。飯を食う余裕があるなら、外に出たらシャワーを浴びるのが先決です。
だから私は在宅とインターネットへの活路を探して外に出ない方法を探して、常に追求しています。また金銭的に余裕があるわけじゃないですからね。
余裕があるだけ稼げてたら、そのノウハウでスカイプコンサルタントに手を出すでしょうし(笑)アフィリエイトブログ月収100万とかでも、正直弱いですからね。まあ合併症観点でみたら、凄い強みになるでしょうけどもそこまで正直届いていませんから。
では振り返ります。
- 化学物質過敏症の長期化は、反応するものや自然のものへのアレルギーも増え多重化と難治化の要因もある。
- 人によっては先にキッカケとなる他病があって、それにより合併共存という選択肢がないため情報格差や後手後手に周ってしまう。
- 周辺環境や社会情勢がもう悪化と患者を量産する状況になっている。
一層のこと化学物質過敏症単体で考えたら原発の事故現場に出入りするときみたいに、防護服と酸素ボンベを着て生活しないと直らないかもしれませんよね。
しかし私は発症からもう10年以上経ちますが・・・まさか、状況が変わるどころか年々悪化して、悪いほうにばかりメーカーが舵をきるなんて思いもしなかったですね。
最後までお読み下さりありがとうございました、この記事が皆様のお役に立ちますように!
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