現代で化学物質過敏症になってしまった場合、化学物質過敏症についてと香害についての両方についての情報収集が必要です。
昔はシックハウス症候群から、化学物質過敏症になるケースが昔は多く、それ以外にはタバコからの受動喫煙など病気疾患治療の副作用からなる場合がほとんどでした。
特効薬が無いという病気なので、そのため治療の基本は反応する物質を避けることが基本とされており、化学物質の蓄積を減らす立ち回りが基本とされてきました。
特効薬と言う手段がない中、マスク・活性炭入りマスク・有機溶剤に絶大な効果があるとされてきた防毒マスクなどは、医師からも実際に有効として勧められる事もありました。
ただマスクならどれでも言い訳ではなく、反応する物や病状の差には個人差があるので、ゴムの材質や生産地などで反応が出る人もおられます。なので多くの場合、化学物質過敏症患者は患者ごとに自分の使えるメーカーのマスクを愛用している事が多いです。
そのためなり立ての場合、情報の多さに物凄く戸惑ってしまう場合が多くあります。そして活性炭入りマスクは単価が高いので、試すのも大変なものがあります。
そして元々の難しさに加えて近年はかつての社会事情と違い、イソシアネートに傾倒した社会製品事情の問題があり、香り長持ち柔軟剤を始めとした問題があります。

香害と呼ばれて、テレビなどで取り上げられるようになりましたが、状況は色々と複雑で難しくなっております。タバコの分煙意識の向上など、いい面もありますが電子タバコの登場でややこしいことにもなってます。
世間では無害と思われてますが、あれも有害で実際にPM2.5が発生しております。
そのため私のように10年単位で長期的に患っている身でもなかなか立ち回りの難しさを感じており、それ以上の人でも同じように感じて国による規制が無いともう解決できないとさえ結論付けております。
これが発症したての患者なら、どの情報を信じてどうすればいいのか本当に悩まれる事でしょう。
そこで今回は化学物質過敏症者なりたての人へ向けた情報として、基本的な内容を扱いたいと思います。これが無いと同病者の情報や体験を下に模索したり、立ち回りや代替療法を真似したりするのは非常に危険です。
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Contents
化学物質過敏症の基本情報をまず知る必要がある!

化学物質過敏症の基本情報をまず知らない、これを抜きにしてしまうと話しにならないどころか、非常に危険があります。まず化学物質過敏症とはなんなのか、そして何が原因となって起きているのかを知りましょう。
その場合なるべく誰でも編集が可能な情報ページではなく、病院や支援センターの物などを見る事をお勧めします。
関係ないとは言いませんが、血液検査やアレルギー検査などで異常がない事が前提となるものなので、精神的なものや心因性的な要因と押し付けたがる人がおられます。そうした人が編集して誤解を与える表記をしてしまうと、この病気になり立ての人は正確な判断が難しい場合が多いです。
ですのでまずは基本となる情報をしっかりと身につけるために、しっかりとした情報ページから基礎を学んだ上で次の情報を見て行きましょう。
化学物質過敏症は皆が発症のキッカケも違えば症状も違いますし、年齢も性別もまた反応する物や苦手な物も違います。さらには合併症の有無や合併症の種類なんかも違い、中には精神疾患への合併もあります。
そして、シックハウス症候群判明以前から長年患っている人などは医療機関の無理解などから、ドクターハラスメントを受け続けてきた人もおられます。判明したところで治らなかった事実から、医療不信から民間療法へ傾倒している人も多くおられる事は事実です。
それらの人が手探りで模索して探した情報で、しっかりと裏づけとなる海外の治験やデータを見ている人もいますが。自分の体感と本能的なもので、代替医療を模索して手探りで来た人もおられます。

結構この点で、団体やコミュニティなどで主催者や管理人が入るレベルでのトラブルがあった事例もあります。患者を食い物にする商売人なら出入り禁止で簡単なんですが、善意でやる一参加者だと難しい!
実際その人からしたら効いているわけで、他の人には効くどころか悪化する可能性のあるものもあります。なのでこの問題から、基本的な知識がある前提でいろいろな個人のページの立ち回り情報などを見る必要があります。
近年の化学物質過敏症事情の情報収集!香害情報!

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知れば知るほど難しい!原因がはっきりしているのに、対処の使用がないと思う事間違いなしですが、必要な事です。
香り長持ちのマイクロカプセル香料製品に至ってはかつては効果があるとされていて、必需品であったマスク類や空気清浄機などの類も効果は限定的であります。
ただ香害は臭いが原因で起きている場合が多いので、この部分で化学物質過敏症とはまた別に調べていく必要があります。
香害については臭い対策と、臭い移りの問題、そして一般への広報活動と国や自治体への働きかけ以外ありません。
正直、今の他人への理解と配慮を求めて譲歩を願い求めて良心に依存するやり方では、どう足掻いてもこの問題はなくなりません。裏を返せば無くせる問題ではあるんですね、国が規制して企業へしっかり規制をする事で。
勿論、化学物質過敏症はその臭いではなく成分が原因なので、臭いがなくてもダメです。
そのため、ある意味で別問題でもあるんです。香害は場合によっては、無香料ではおきない場合もありますしね。勿論、それをキッカケで化学物質過敏症に至ったケースはあるので、遅かれ早かれなのかもしれません。
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同病者からの情報は自分の身体を把握してからじゃないと危ない!洗濯!

これは化学物質過敏症患者でも分かれてくる問題です。
洗濯で「洗濯せっけん」が使えるか否かです!
たまにメーカーで例えばシャボン玉せっけんは、有名なメーカーである意味老舗で我々みたいなデリケートな人達が使える洗剤みたいな、代表的メーカーのイメージがある会社になります。
こちらの洗濯石鹸に「液体動物性スノール」「粉の動物性スノール」「粉の植物性スノール」といくつか種類我あります。動物性スノールは動物性の脂を使ったもので、やや臭みと強みのあるにおいを感じる人がいて気持ち悪さを感じる人がいます。
なのでその中で合う合わないなど珍しくないのですが、メーカー関係なくて洗濯石鹸全般がダメと言う同病者がいるんですね。
ただ、洗濯石鹸がつかえる同病者は多いので、広報と啓発に精力的なシャボン玉せっけんを応援しようと、一般ユーザーへ同病者以外に品質をアピールして広めようとする同病者が多いです。
でも洗濯石鹸に反応がでる化学物質過敏症患者からしたら、それを広められたら冗談じゃないという話になりますよね。「柔軟剤を使われるよりはマシでしょ?」かどうかは、本人じゃないと分からない問題です。
いざ勧められて試して反応が出たり悪化したりする可能性もあります。そのため、洗濯石鹸に切り替えるにも化学物質過敏症ならば注意が必要ですし。
また、シャボン玉石鹸の販売形態やその他諸々注意が必要です。
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無添加洗濯石鹸は通信販売でしかほぼ手に入らない!
一部店舗ではkg数の少ないものは取り寄せもできますが、種類が限られる場合があります。そのため注意が必要です。
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シャボン玉せっけんHPで買うと、送料がかかりまとめて買うほど安くなるため、合わないものをまとめて買って失敗する可能性もあるので注意!
少なくとも洗濯石鹸はテクニックが必要で、泡立てて使わないと効果がありません。香料みたいに誤魔化すことができないので、その点注意が必要です。
液体のが楽そうに見えますが冬場の北海道など水温の低い地域などは、あわ立ちにくいなどの問題があって、相談窓口などであわ立ちやすい粉を進められるケースもあります。
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近年の全自動洗濯機は合成洗剤しか想定されていないので、工夫が必要となる場合が多い!
あわ立ててから投入するなど、手間が加わる必要もあります。身体合併症に至ってしまっている場合など、立ち回りが厳しいこともあるので注意が必要です。
かといって洗剤は避けて通れない道です。洗浄力や柔軟剤を使わずに衣類をふんわり仕上げるには、せっけんやセスキ・洗濯マグちゃんなどを用いて洗うテクを使うしかないかと思われます。
それ以外となるとひたすら体力勝負になるでしょう。
まとめ
今回はなり立ての人向けに基本をまず学んで身につける事と、同病者でも差異があって罠となりえる事例として洗濯せっけんの例を1つだけご紹介しました。
ちなみに試供品をシャボン玉せっけんは配っている事もあるので、可能ならばそれから試したいですね。
では振り返ります。
- 今回は成り立ての人向けに化学物質過敏症の話題をさせて貰いました。
- 化学物質過敏症の基本と香害について、調べる事をお勧めいたしました。
- 同病者でも差異や個人差が激しく、同病者が勧めてくる洗濯せっけん一つでも合う合わない、種類で合う合わないが露骨に出てきます。

ちなみに私は液体スノールと粉の動物性スノールがあわず、植物性スノールで落ち着きました。
なお、洗濯石鹸で安いものがドラッグストアに置いている場合があります。ミヨシのそよ風せっけんで粉タイプのものですが、こちら無添加ではありません。そして本体に記載が無いのですがフローラルタイプで香料が入ってます。
液体の洗剤にはフローラルの香りと記載はありますが、HPを見ないと記載していないものもあるのでご注意ください。
最後までお読み下さりありがとうございました、この記事が皆様のお役に立ちますように!
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植物性スノールってサラサラの粉ですか?(・∀・)
私の扱いが下手なのかも知れませんけど青い袋の粉は吸い込んで強烈に喉が痛く苦しくて辞めました。でもシャボン玉せっけんシャンプー(オリーブオイルが地のやつ)は大丈夫なんです。
おしゃれな袋に惹かれてハッピーエレファントも試した事ありますが、それもサラサラなので吸い込みました。でも使えないのが残念なくらい洗濯物の柔らかさも汚れ落ちも完璧な仕上がりでした!
結局は舞わないくらい荒い顆粒の重曹とクエン酸で洗っています。それにバイオアイボールとか言う洗濯マグちゃん的な物か「きえ~る」を合わせる感じです。どっちも高いですけどね(´ㅂ`;)
サラサラの粉ですね。液体だと泡立てるのが大変で、身体が持たないので。
勿論、舞い上がりやすい吸い込んだらせきこみやすくなる奴です。
粉は吸わないようにすればまだいけるので。
入れる間は息を止めてささっと離れて泡だってるのを見たら、洗濯物を投入する感じですね。
マグちゃんは洗濯機の買い替えで試そうかなあとか考えてたりします。