とりあえず、たまに「お菓子のふ○い」が設立した支援団体で就労に特化した「カナリアップ」について、化学物質過敏症患者には注意するようこちらのブログでは警告しておりました。
理由として小麦粉とこの病気の相性の悪さと、職種的相性の問題です。
・そして親族経営で全面的配慮と製造の要という立場で、すべてにおいて優先してもらえる旦那さんが悪化しているという事実を見て欲しい。
・ブログを追って病状悪化の推移を見て欲しい。
と過去の記事で伝えておりました。
https://twitter.com/suzukikobe/status/1154697043966877696?s=20
そりゃあ、そうなる。
小麦粉や砂糖など、機能障害の患者が身体に入れてはいけないものを製造する仕事との事だったので、これは割ととんでもないと書いていましたが…本当に皆さん、自分達の疾患なのに何もご存知無い…。専門と謳う医師すら嘘知識で無知ですからね。もっと勉強なさいと思うばかりです https://t.co/yfs2uKDU4Z
— kokoro (@kokoro11344289) July 26, 2019
まあ、実際みた時は「あー、間に合わなかった」と思いましたね。
本当にこの求人は香害患者向けだと思ってください。化学物質過敏症患者には、反応を誘発させる原因物質が多い仕事なんです。
まだ柔軟剤がだめとかその程度で済んでる人向けだと思ってください。化学物質過敏症まで踏み入れてるなら悪化を覚悟していくべきです。
製菓・飲食物以外ならまだ見込みはあるんです、小麦粉や砂糖など、これらは化学物質過敏症ならばまず基本避けるか、最低限に抑える努力をする必要があるものなんですね。
勿論これらは口から入るだけじゃなく、皮膚呼吸による摂取も含まれます。
砂糖や小麦粉に関しては沢山のブログや情報サイトで、化学物質過敏症患者に向けて情報が載っております。そのため「なんで自分の身体の病気なのに調べない!?」と呆れてしまう人もコメントの中におられたぐらいです。
個人ブログで砂糖の分子式をわざわざ解説して、ダメになる理由を解説してくれている同病者、runさんのアメーバのブログがまずあります。
ちなみにrunさんは知る人ぞ知る、化学物質過敏症の研究・解説ブログの代表的存在として有名な人でもあります。化学物質過敏症で検索をすれば、その関連検索ワードとして出てくるぐらいの人でもあります。
そしてジョコビッチコーチの書籍を実際に読んで、その中から現代の小麦粉が品種改良により消化に至る過程に触れて、小麦のグルテンが腸壁に張り付くことで「リーキーガット症候群などの病氣が発生したりします」とわざわざ解説している個人ブログもあります。
これは我々からしたら常識みたいな部分はあるのですが、一般からしたら意外に思われるんですね。実は「小麦はとても消化に悪いので風邪の時うどんを食べるのは最悪です」、一般的に常識と思われている事が実はやってはいけない逆効果な事なのです。
この方は解説としてパンを作ったときの小麦粉をこねたボールを洗うときのグルテンを落としにくいという、状況を持ち出して説明しておられます。健康だったときにパンやお菓子作りが趣味だったので、後始末がいかに大変だったかはよく分かります。
特に強力粉と薄力粉をブレンドして、混ぜ合わせたものは本当に面倒なくらい水分を含めばネチョネチョして、さらに落ちにくくなるんですよね。それが腸に残って様々な腸内機能の不調を起す原因となります。
ちなみにこの方は丁寧に輸入に伴う小麦粉に害虫対策で散布する農薬にも触れております。
こちらも丁寧に食物とアレルギーの関係について書いております、こちらは小麦粉というよりは砂糖中心として読むといいですが、小麦粉は上記の通りグルテンが悪さをするので考えなくてはいけません。そして空気中での皮膚呼吸による摂取も考えないといけません。
なので、私が記載した記事で「化学物質過敏症とその他アレルギーは長期化で誘発する!」という記事でも触れました。その内容の一部です。
近所のパン屋やチェーン店のパン屋の求人で、お問い合わせでの回答で採用担当者から「健康な人でも採用当初なんともなかったが、アレルギーを発症して退職に至った事例がある。」という物を複数個所から貰ったことがあります。
ちなみに当時そのタイミングで貰ったのは一箇所ですが、それ以前にも他のパン屋で貰った事があるので色々共通して食品業界の採用担当者からお問い合わせの回答を貰っているんです。
共通して「食品業界と化学物質過敏症の親和性は著しく悪い!」またハローワークの求職者の相談窓口というダイヤル相談に置いても同様の回答と、見解を述べられて、「そういう体質の人には食品業界をまずお勧めしない」とすら言われてます。
そのため、恐らく応募者でダメで戻らざるを得ない人は多いだろうと見ておりましたが、なかなか情報は出てきませんでしたが、まさか公式のブログで発表せずに定着している人の話しか載せていないとは思いませんでしたね。
最近の話ですねー。ブログに結構、香害?で知名度が上がったのか、相談がくることが多くなったのですが、実際にふじいさんに行かれて戻ってきたという人の相談は始めてでした。
— バチニスータ (@oKr6m61WyGS2ua0) July 26, 2019
実際、バチニスータさんはFC2のブログと無料のサーバーでワードプレスのブログを持っておられるようで、ワードプレスはお問い合わせフォームで直接メールという形で相談ができる仕組みがあります。
FC2なら非公開のままコメントの部分に残って管理者だけ見れる形で残せたりします。そのどちらかで恐らく相談が来ているものなのだろうと思います。
良くも悪くも注目があった「お菓子のふ○いのカナリアップ」は、同病者みんなが注目して様子を見ていたためにこうしてシェアする形になったのだろうと思われます。
まあ実際、私もミスマッチと保障も何もしてくれない状態で今後のプロジェクトの一員としての自覚だけを求めて、悪化は自己責任とするスタイルと知ってから、応募の前によく考えろ!と同病者に伝えるためにブログで書いてきたつもりでしたが間に合いませんでした。
場所も場所なのでちょっと様子を見てすぐ帰宅なんて気軽にできる場所でもありません、人によっては海を越えないといけません。本当に応募の前にまず、お菓子を作るという事は小麦粉や砂糖などの原材料に触れるという事を自覚してそれらを扱う危険について調べた上で行くべきです。
何度も言いますが我々、「本当の化学物質過敏症患者」には製造業や食品関係ほど相性の悪い仕事はありません!
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Contents
就労自立の文字は判断力を鈍らせる!


生活保護や履歴書の空白暦が長くなるとね、必然的に焦りが出てくるんだ。本人が自覚してるかどうかは別にしてね。
だからつい無意識にチャンスを探してしまうし、見込みの無い0%の仕事でも!10%に錯覚してしまう事があるんだ。

なんとなく分かる気がする・・・
収入のある人とない人、確固たる収入源があってブロガーで月収100万円とかなら無職でも気にならないかと思います。
しかし不定期で不安定すぎる収入、もしくは生活保護、パートなど転々として不安定な生活環境だとしたら、化学物質過敏症に配慮された寮があって香料を排除した工場求人は魅力的に見えてしまいます。
小麦粉や砂糖の知識があったとしても、自分はおかしを食べて変になったりしないし、それほど普段食べたりしない!と自分を騙して、仕事を欲しさに応募してしまう可能性もあります。
この病気で働けない人って、不思議なことに働きたがり屋が多いのです。
病気が重いほどそれは顕著です。あとは自分を客観視して、自重できる患者かどうか分かれてくるだけです。

ちなみに身体合併症を沢山併発したお陰で、自重できるようになったよ。
業務用製菓工場だと、御菓子は肉体労働だからね。

あー、うん。学校に残ってる「東条伝説」に比べたら確かに自重してるかも。

何それ?初耳なんだけど。
また頑張れば正規雇用が見えてくる、倶知安で自活するだけのステップがあるかもしれない。これが過敏症患者を惑わせてしまうんですね。
そして田舎だから空気がいい!そら東京や都市部に比べたらいいでしょう。北海道は韓国や中国が近いので、私の主治医的には「空気環境自体は変わらない」という見解です。
なので大誤算で戻るというハメになったのでしょうね。まあ戻るという表現なので、恐らく北海道外からわざわざ来られたのではないかな?と思いますが。
応募者にオープンにしてるか不明!

少なくとも私も注目して追っている団体だったので、ブログは追ってます。ただ見学や体験など、寮や仮住まいなどで就業に来てダメで戻らざるを得なかったという事例は載ってなかったです。
つい最近ブログが更新されて、載ったかと思ったのですが、どうやら違う応募者で「寮に入れて喜んでいる」という情報だけでした。
どうやら成功事例の片方しか載せていかないようです。
悪化は自前、保障もなし、交通費も無し。カナリアップのプロジェクトの一員として自覚だけを求めて、「命と将来をチップ」に飛び込む事を要求してくる割にはなんとまあ、不誠実な事をする方針なんだろうなあと思います。
こういうのがダメで何人か戻りました、という情報があればそういう共通点のある人が避けるいいキッカケになるしミスマッチを防ぐ情報になります。
確かに寮と工場とを設立して、環境を提供するのはいい試みと言うか至れり尽くせりで、ケミカルフリーの商品も社割で買えるという環境は大きいかと思います。
ただ。
安心、安全…か
石鹸が駄目なのは認めないのね
少数は切り捨てる
自分は大丈夫だから、お前が変ってか?
それじゃ、加害者達とたいして変わらんよ
そんな人は誰からも認められず、一生 香害や過敏症に苦しめばいいのに
そんな人が自然系も発症しちゃえばいいのに
なんで私なんだろ
#化学物質過敏症— りゆ/化学物質過敏症&電磁波過敏症 (@kbkerih) July 26, 2019
シャボン玉せっけんもダメな過敏症患者もおられます。ここの団体で使用するのは「シャボン玉せっけん」です。
つまりこういう患者は元々、働ける環境ですらない訳です。
色々、後々問題やトラブルがおきそうな香りがしてきますね。
最初はアルバイトを雇えない、旦那さんをバックアップするため同病者を雇おうとするところから始まったものでしたが今は全国展開を考えてるようです。野望を抱き行き場のない過敏症患者を使い潰す事にならないといいでのですが・・・。
いろんな意味で今後が心配ですね、何せ就労に取り組んだ最初で唯一の団体ですからね。
カナリアップの今後が後の就労支援団体の試金石となる!

実際、カナリアップはかなりの設備投資をしています。クラウドファンティングもしながら、継続して募金を呼びかけています。
化学物質過敏症患者へのアプローチして患者らを活用するビジネス、また患者向けの需要のあるサービスなどはまず営利目的では難しいものがあります。
そもそも金持ちの過敏症患者はごく僅かです!酷い場合だと、就労も不能、離婚されたり身内の理解も得られずに生活保護なんて話も珍しくありません。

実際、複数ブログを持ちながらクラウドソーシングで必死に足掻いている私も一歩間違えれば、また生保落ちですからね。
いや「生保戻り」と言った方が正しいですね。

実際、化学物質過敏症単体でみたら生保ってあまりメリットないよね。多重合併になってからだと、医療費や通院費の扶助で幾分メリットが見えてくるけども。

自分で運転できるなら自家用車のが断然いいけどね、100%は無理でもまあほぼ安心だし。
そのため、化学物質過敏症の団体は概ね情報提供や医療機関などの情報適用、患者間の交流の場所を提供するぐらいがほぼ精一杯です。またたまに保護者からの相談に載って、学校への広報パンフレット商材の提供などもあるようです。
化学物質過敏症センターみたいに講演会までいけるのは珍しいくらいなんですね。
そのため堂々と就労を掲げて、出てきたときは期待感もありましたが、業種がミスマッチ過ぎて今後の試金石として「これだけやっても無理だった」となりそうで、正直個人的には「あちゃー」って気持ちのが強かったです。
実際旦那さんが悪化してるわけですからね。
ただ、良くも悪くも「カナリアップ」が就労分野に置いては試金石となるんです。
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「カナリアップ」の規準で成功事例が少なければ、今後後に続く団体は出てこないだろう。
あまりにも割に合わなさ過ぎる!カナリアップは身内で製造の要という、大事なポジションが発症したために周りも同病者で囲おうと発想から生まれました。よほど続いているか伝統でも無い限り、大抵は廃業して終りでしょう。
またその余力があるかどうかも問題となります。
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一般的思考なら路線変更や方針転換で規模縮小や、職種自体が変わっておわる。
例えば他の業種で同じ状況の人が出たとします。その場合、カナリアップのように同病者を雇って経営や会社を維持しようという発想に至るかどうか。カナリアップを見て「あ、これならできそうかも!」とならないと出てこないんですね。
大抵、上記にあるとおりいろいろ変わるかその人が引っ込む形で終わってしまいます。
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カナリアップの同病者らへの対応や扱いで今後の団体への同病者の見方が変わる!
仮にプロジェクトが上手く行って、カナリアップが労働力を取り戻したとします。それを見て他の企業もカナリアップ式を取り入れて提携してやっていこうとしても、同病者の離脱者を公開していない不信感が募れば応募者は減っていくことでしょう。
勿論、就労したくて仕方ないノイローゼじみた溺れる藁を掴むような人が行くとは思います。
本当によくも悪くも今後を左右する団体となる可能性が凄くあるんですね。無論既に「悪化して電磁波過敏症まで併発」して戻ってきた人の事例がある以上、これを知った人達からは厳しい目で見られる事でしょう。
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まとめ
実際にその相談を受けた方はツイッターでこう締めくくっています。
カナリアップは唯一、CSの就労に取り組んだ最初の団体だったからやはり注目してみていた部分はある。ただそれだけに、難しいと辞めざるを得なかった人の存在がいたのに、それを載せず片方しか載せないのはフェアじゃない。最悪片道でも交通費負担してるなら別だが。
— バチニスータ (@oKr6m61WyGS2ua0) July 28, 2019
カナリアを受け入れる場所というか働ける仕事を作り出すしかないと思う。
— バチニスータ (@oKr6m61WyGS2ua0) July 28, 2019
まず、働きたい気持ちはわかります。私もそうでしたから。
ただ働きたい、稼ぎたい、就労したい、人任せにしてはいけません。団体に期待するのはダメではありません、まず自分の病気について調べないのは求職する側にも問題があります。
公開しないで片方だけしか載せない企業の体質も勿論、フェアじゃないし黒いものを感じるなと思わざるを得ません。
ただだからと言って、団体だけが悪いわけじゃありません。その団体が何を作っていて、何をさせようとしているのか?それによって自分の病気や反応がどう影響受けるのかを考えない時点で問題があるのです。
働ける場所が無い、じゃあ自分で作ろう!作った場所も迫害じみた安易で軽率な行為で踏みにじられようとしている人もおられます。
https://twitter.com/07nashi_no_hana/status/1153293868919472128?s=20
注意書きを何度しても見ないフリ、気付かないだろうと言わんばかりに入ってくるそうです。
中には訳を説明しても、暴言を吐いて脅迫じみた事を吐き捨てていく客もいるそうです。
電磁波過敏症患者は別ですが、同病者にクラウドソーシングやインターネットビジネスにより、極力対面で接客しないで済む働き方やそこから得られるノウハウを生かして、ネットで可能性を広げる事を薦めているのはこれらの理由があります。
テイクアウト式のカレー屋さんは上手いこと考えたなと思いますが、本当に工夫と智恵を出して客と関らない、人と関らない働き方にしないと我々の働ける場所は作れません。
横道にそれましたがそれでは振り返ります。
- 「カナリアップ」が公開しない、悪化報告の相談者の情報が出てきた。
- 化学物質過敏症と相性の悪い製菓・飲食物製造業へ敢えて挑む同病者で、それを覚悟で挑んでない無知な人が案外多い。
- 今のご時勢調べれば意外と出てくる情報が多い。
- 目先の就労は判断力を鈍らせる!(体験談)
まあアレですね、しばらくして一考に大丈夫な事例しか載せず100%大丈夫とあたかも見せようものなら、香害向け団体と割り切って受け止めるべきでしょうね。
化学物質過敏症へは無知で無理解だと思ったほうがいいです。そもそも香害と化学物質過敏症を=にして混同させてるあたりで、ちょっと理解が足りてない。
まず、就労を考えていた同病者は是非注意してください。このブログ、そして情報を見るスマホがあるのなら、検索すれば一発でブログが出てきます。
「化学物質過敏症 小麦粉」「化学物質過敏症 砂糖」と打ち込めば、沢山情報が出てきます。まず、今一度自分がどういう病気になっているのか調べましょう。そして、自分がどういう傾向があってどういう体質なのか、自己吟味しましょう。
結果的に悪化しても助けてくれる人はいません。
電磁波過敏症なんて併発しようものなら、目もあてられません。仮に私に相談が来てたとしたら、一般的な事しか言えませんよね。勿論代わりに調べてあげたり、相談には乗りますけどね。
収入関連もクラウドソーシングノウハウはちょっと、伝授しても程度によって難しいと思いますしね。

何にしても、このブログで啓発の必要のある問題が増えてしまった気がします。
勿論、香害に悩む人には必要な団体かと思います。ただそこから化学物質過敏症に発展してしまったら、そこで続けられるかは不明です。
その後のアフターケアが無い以上、考える必要があると思います。自分の身体で自分の人生ですからね。
最後までお読み頂きありがとうございました!この記事が皆様のお役に立ちますように!
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これテレビでも紹介されていたらしく親族から聞かされて不審に思っていました。まぁ私も行けとは言われなかったけど…(¯꒳¯٥)やっぱり肌からも呼吸からも入るのって怖いですよね~。お腹から壊れる経口摂取と同じ怖さ!
お菓子を作るなら、せめてオーガニックブリスボールとかローヴィーガンもしくはパレオフレンドリーなスイーツがいいなぁ。そしたら小麦も砂糖も不要だし高温多湿を嫌うローフードを作るのだから職場環境も向上しそうです。
このあたり医者でも知識が無い人多いですからね。
それで日本の医療に見切りをつけて海外に出る人もおられますしで。